Ha'ina とPuana
みなさんALOHA!
いつも見てくださってありがとうございます。
本日は前回お伝えした通り、Ha'ina(ハイナ)にプラスしてPuana(プアナ)も一緒にご紹介したいと思います。
みなさん様々なハワイアンミュージック、フラソングを聞いていらっしゃると思いますが
ほとんど曲の最後では”ハイナ”や”プアナ”という言葉を聞くと思います。
例外も中にはありますがハワイアンソングやフラソングは基本1バーズ(1番)を2回繰り返します。
例えば1番2回、2番2回、3番2回、4番2回で終了。
こんな感じです。
理由は様々な説がありますが、よく言われているのは
ハワイアンは文字を持たない生活をしていたので伝える方法が言葉や踊りしかありませんでした。
文字に書けば忘れても見返せますがそれがなかったハワイアンは忘れないよう、しっかりと伝えるために1つのバースを2回繰り返したと言われています。
それが現在ではハワイアンスタイルとして定着し今でも使われています。
そんなハワイアンスタイルがもう1つあります。
最後のバースです。
日本ではAメロ、Bメロ、サビという分け方ですが
ハワイアンミュージックは違います。
1バース、1バースで物語ができていて、物語を繋いだものが1曲になっています。
分かりやすく言うとクラシックミュージックのようなかんじです。
そんなたくさんの物語を最後にまとめるのがHa'inaとPuanaです。
とても重要な役割を果たしています。
辞書でHa'inaを調べると前回もお伝えしましたが「ことわざ、メッセージ、説明、答え、伝える、打ち明ける、格言」と出てきます。
その通りです。
”伝える、説明する、メッセージ”という意味合いでこの言葉が出てきます。
それではPuanaはというと
辞書で調べると「曲の主題、歌を要約して繰り返す節の歌い出しに入る語」と出ます。
その通りでPuanaのつくフレーズはたくさんあります。
どれも「この歌は伝えます。」という意味で使われているフレーズです。
Ha'ina 'ia mai ana ka puana
Ha'ina 'ia mai ka puana
Ha'ina mai ana ka puana
Ha'ina mai ka puana
Ha'ina ka puana
Ha'ina ka inoa a'e lohe 'ia
Puana 'ia mai
Puana mai
Puana 'ia mele
Puana 'ia
Puana ka inoa
Puana ka 'ikena
Puana e
Eia no ka pua o ke mele
などなど
まだまだあると思いますが辞書に乗っているのはこんなところです。
こんなにたくさんのフレーズがあるんです。
そして、必ずこの言葉たちによって曲を終わらせます。
曲をまとめるには必要不可欠な存在なのです。
なのでHa'inaのバース、Puanaのバースを見るとこの曲が伝えたかったことがよくわかります。
曲としても、意味としてもとっても重要な役割を果たしているのです。
こんなことを頭に入れてハワイアンミュージックを聞くと少し違うものが感じれるかもしれません
それではまた次回~🎵
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